つつじの花の色が目に染みる清々しい季節から、若葉の緑は少しずつ濃くなり、まぶしい陽ざしに汗ばむ日々となりました。

さて、ゴールデンウィークを区切りに進級後の学校生活にも少しずつ慣れてくるこの時期は、学校を中心とした生活リズムが定着するよう、支援目標に沿った支援を着実に実施し、それぞれが楽しくおだやかに過ごして頂くことで、楽しい夏休みを迎えて欲しいと考えています。

4月のれいんぼーでは、新たに利用を開始された方には、初回利用から職員全員が関わることで理解を深め、保護者さまとも都度確認や報告を行うことで、適切な支援ができるよう取り組みました。

また、新年度の区切りで活動プログラムを一新しました。毎月のお誕生日会は、子ども達からの意見や感想を取り入れ、ひとりひとりがより楽しめるような内容になるよう工夫しました。

ドラムは自由あそびで個別に楽しむ時間を多く取り、月一回のレッスンでは、より理解しやすい視覚的な教材を用意しました。さらにコミュニケーションや集団活動、身体強化の課題により多く取り組めるよう、運動プログラムやゲーム大会を増やしました。さらに、職員2名が新たに強度行動障害支援者研修を受講し、特性に合った支援や具体的な方法についての学びを深めました。今号では4月の活動の様子を振り返ります。どうぞお楽しみください。

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月刊「にじのはし」59号(令和4年5月号)